グリセリンフリー
グリセリンとお肌について
グリセリンはもともとお肌に存在していて、保湿に役立っています。透明無臭で刺激が少なく、使用感に優れ、保湿効果も高いという特徴から、大半の化粧品に使用されています。敏感肌や乾燥肌の方におすすめの成分で、シェルシュールでもいくつかの商品に配合しています。
グリセリンフリー化粧品をおすすめする肌質
グリセリンでニキビができる?
製薬会社の実験で、グリセリンはアクネ菌のエサになることが判明しました。そもそもニキビのきっかけは、角化異常などで毛穴の出口が塞がることです。グリセリンは、毛穴の出口を塞ぐような作用は考えにくいので、アクネ菌のエサになったとしてもニキビになる可能性は低いと考えられます。
ただ、ニキビがとてもできやすい、悪化しやすい場合は、グリセリンフリー化粧品を試してみても良いと思います。 また、グリセリンは独特のペタペタとしたテクスチャーがあり、皮脂が多いテカリ肌の方にはさらっと使えるグリセリンフリー化粧品がおすすめです。
グリセリンで毛穴が開く?
グリセリンで毛穴が開いて見えることがあるのは、グリセリンを塗ることによって光の屈折率が変化する(虫眼鏡のような状態)ことが原因と考えられます。グリセリンが毛穴の構造を変化させて大きくする、ということは考えにくいので心配の必要はありません。毛穴の相性によって大きく見えてしまう可能性はあるので、気になる方はグリセリンフリーの化粧品もおすすめです。
グリセリンで熱を感じる?
超高濃度のグリセリンは、水分と反応して発熱する性質を持っています。化粧品の場合、すでに水分と共に配合されているので基本的には問題ありませんが、特に肌が敏感であったり、肌薄い方はまれに熱を感じる場合があります。また、グリセリンは被膜感もあるので、籠ったように感じることもあります。熱を感じやすい方は、グリセリンフリーの化粧品を試してみるのがおすすめです。
グリセリンフリー化粧品を使うコツ
初めてグリセリンフリー化粧品を使った時に、「乾燥する」「つっぱる」と感じることがあります。これは、グリセリンのペタペタとした被膜感に慣れていて物足りなく感じてしまうことがあるからです。 グリセリンフリー化粧品の特徴は、サラッとしていてベタつきの少ない使用感です。乾燥を感じられるようであれば、重ね塗りすると保湿効果が高まるのでおすすめです。
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